CAVの三田です。(@mitacav)
今更ながら、白洲次郎と茂登山長市郎にハマっております。
外資系投資銀行で生き馬の目を抜くようなお仕事をされていた方から"稀代の商人"茂登山長市郎氏に関する本をお貸しいただき、読んでみました。
本書には、商いにおいて重要な要素は「義理と人情」、「運と縁」、そして「人と人」である、ということがご本人の壮絶かつドラマティックな人生をもとに書かれており、非常に面白い本でした。
商いの要素は100年前から何ら変わりが無いのだな、というところを改めて意識しつつ、本日は最近話題のインバウンド(訪日旅行者)に関するデータをまとめていきたいと思います。
・統計データ
1.訪日外国人数推移
2020年に2,000万、という大きな目標を観光庁が掲げていることはみなさんもご存知かと思いますが、実際にグラフで見るとこのような推移となっています。震災の影響で一度落ち込んだものの、その後は綺麗な右肩上がり。
2.日本国内の外国人労働者数
外国人労働者数は年々増加しており、2013-14年で1割増、2014-15年は約2割増という見込みが入国管理局の統計として出ています。
3.日本への留学生総数
日本への留学生の数ですが、2011年を機に現在頭打ちのように見えます。
・雑感
こちらの記事にも書かれている通り、チャット形式のサービスは一気に増えましたね。
先日のIVSでも「TRIPAN」というチャット形式の旅行コンシェルジュサービスがローンチされており、今後が非常に気になるところです。(.guideってドメイン、素敵です!)
最近は「検索することがおっくうで、Google検索が出来る人に代わりに調べてもらってます」という中学生の話も聞いたりなんかして、もはやそういった世代にとってはチャットでふわっとしたことを聞いたら欲しい回答を即レスしてくれる、みたいなサービスが当たり前のUXになってくるのかなと。
元はといえば、CSをチャットでやるというのはけっこう理にかなっているはずで、物理的に1対1しかお話できない電話に比べて、お互いにとって効率が上がるやりとりの方法なんですよね。
ぼくもAmazonで一度藤田晋という人が書いた「起業家」っていう本を間違えて2回ポチってしまった時に1冊キャンセルしたのですが、その時はAmazonのチャットで、5分くらいで解決した記憶があります。(PR)
あとは、意外と大阪ガスなんかも3月からチャットサービスを始めてたり。
さて、話が大規模に逸れましたが、インバウンドは今後も伸びそうな感じで、それに伴ってチャットで課題解決するサービスもまだまだそれなりに増えそうな気配です、という話でした。
ちなみに、日本における外国人労働者数、国別はどんな感じかというと以下のような割合です。
2014年 外国人労働者数
・総数(昨対比)
787,627(+9.8%)
・国別
中国 311,831 (+2.6%)
ブラジル 94,171 (-1.4%)
フィリピン 91,519 (+14.2%)
ベトナム 61,168 (+63.0%)
— 三田浩騎 ( Hiroki Mita ) (@mitacav) June 16, 2015
国で区切る「各国別ローカライズ」、言語で区切る「クックパッド戦法」のほかに、宗教で区切るという切り口もありそうですね。
それでは、今日はこのへんで。
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